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≪WENDY≫
LED ZEPPELIN
LONG BEACH CONTINUOUS PERFORMANCES 【6CD】
Long Beach Civic Arena Long Beach, CA U.S.A. March 11&12, 1975
2009年冒頭を飾るウェンディ・レーベル最新作は、1975年3月11日と12日のロングビーチ2連続公演を完全収録! 1月の寒い季節に東海岸から始まったこの年の北米ツアーは、時として降雪の中で敢行され、ロバートの声の調子や指を骨折したジミーなど、けして良好な状態とはいえないまま見切り発車した感がありますが、ツアーを重ねていく内に調子を取り戻し、また、温暖な西海岸に場所を移すことで訪れたこのツアーのピークが、ここロングビーチでの二日間といえるのではないでしょうか。実際にカリフォルニアとツェッペリンの関係は年代を問わず相性が良いことでも有名。この歴史的なロングビーチでのコンサートを二日間、高音質マスター+初登場マスターで完全収録したのが本作になります。
ディスク1からディスク3までが初日11日の音源になります。この日は西海岸を舞台に暗躍するテーパーの最高傑作とも言うべき代表的な音源で収録。この高音質は75年という年代を考慮せずとも、現代でもこれほど豊潤な音質で録音することは不可能であろう素晴らしいもので、まさにオーディエンス録音の究極ともいえるでしょう。“アメリカン・リターン・オブ・レッド・ツェッペリン!”との司会者の言説に導かれ登場したレッド・ツェッペリンのメンバーは、いくぶん余裕ある演奏を展開します。「THE SONG REMAINS THE SAME」では演奏後に“ブートレグ用に録音している人に言いたい。12弦ギターのチューニングが狂っていたぞ”とロバートが発言。そのロバートの希望通り、それが本当かどうかこの音源で確認してみてください(笑)。「WHOLE LOTTA LOVE」には歌入りの「CRUNGE」が挿入され、そのまま「BLACK DOG」までメドレーで演奏されるパターンとなっています。そんな本作の特長として、音質もさることながら、不安定なピッチが正確になっている点が挙げられます。既発盤では大きく狂っていたピッチがほぼ正常な状態で聴けるのも本作の大きな利点。ほぼ、と書いたのは、なにぶん33年前のテープなので、昔のテープにはよくあることなのですがピッチの狂いの幅が一定ではなく波打つようになっているのです。このため既発盤でもきっちり合っているものがなかったのは仕方のないことでした。本作では狂いの幅の中間値をとって可能な限り調整をしています。これ以上は微妙な差でしかないので、ほぼ±ゼロとしていいでしょう。究極のオーディエンス録音に加え、可能な限りのピッチ調整。さらに曲中カットはなしという、これ以上は無理と言えるほどの完成度で、この定番ロンビー初日を収録しています。
ディスク4からディスク6までが翌日12日の音源です。音質では初日に及ばないものの演奏はこちらの方が良いと言われているコンサートの完全収録盤。今回、これが目玉となる初登場ソースを使用。それでもなお、音質は良過ぎる初日には及ばないものの、既発盤に使用されていた音割れのする音源とは確実に2ランクは上の初登場ソース。この圧倒的で殺気立ったコンサートの魅力を高音質で存分に堪能できます。オープニングの司会者の紹介からメンバー全員のパフォーマンスが炸裂。余裕の初日に対し、勢いの2日目といったところ。勢い余ったのか「THE SONG REMAINS THE SAME」では弦が切れて演奏を中断、再度最初からやり直すというアクシデントも。また「WHOLE LOTTA LOVE」の前には、この日誕生日の顧問弁護士スティーブ・ウェイスに捧げるとして、「HAPPY BIRTHDAY」が即興にて披露され、ロバートと一緒に聴衆が合唱をする微笑ましい場面もあります。その「WHOLE LOTTA LOVE」には初日同様に歌詞入りの単独で成立する「CRUNGE」が挿入され、そのままメドレーで「BLACK DOG」に続きます。またこの日はメンバーの機嫌が良かったのか、初日には演奏されなかった「HEARTBREAKER」がアンコールの最後に登場。「I’M A MAN」を挟むロング・バージョンでこの圧倒的なコンサートの有終を飾ります。今までカットがあって聴くことのできなかった「THE SONG REMAINS THE SAME」の中間部、「THE RAIN SONG」の冒頭部、「NO QUARTER」の中間部はもちろんエンディングまで完全収録、「MOBY DICK」「DAZED AND CONFUSED」における中間部のカット部分もなく、今まで聴けなかった部分がすべて完全収録されています。こうして列挙するだけでも既発盤にはカットが多く完全収録には程遠いものだというのがわかりますが、本作に使用のソースはこれら欠点を完全に解消。複数ソースをつないでの擬似完全盤ではなく、ソース本来の特性によるまさに完全盤です。
特にディスク6にはボーナス・トラックとして本編で使用された初登場ソースとは別に、マイク・ミラード氏が録音した初日に匹敵する高音質ソースを収録。渋滞に巻き込まれて会場に到着するのが遅れたと言われており、残念ながら「STAIRWAY TO HEAVEN」から後ろしか音源が残っていないのですが、この高音質は必聴です。既発盤では「STAIRWAY TO HEAVEN」の途中からこのマイク・ミラード・ソースに繋いで編集するのがトレンドでしたが、本作では、それはそれとして別途収録することにより、そのいずれも聴くことができるようになっています。さらに両ソースとも、初日同様ピッチ調整をきっちり行ない、またレストア作業を経て、古いテープを現代に可能な限り鮮明に当時のままの状態に蘇らせています。
ウエンディ・レーベルの最新作は1975年ロングビーチ連続公演完全収録。高音質オーディエンス・マスターによる初日と、初登場ソースによる2日目。加えて2日目はマイク・ミラード・マスターも併せて収録。永久保存のがっちりプレス盤。美しいピクチャー・ディスク仕様。ジャケは厚型コーティング高級紙を使用。日本語帯付。2009年もウエンディ・レーベルをよろしくお願いします。
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【6CD】8000円(税込)(税抜7619円)
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